ごあいさつ

第31回日本臨床内科医学会

学会長  福田 正博
(一般社団法人大阪府内科医会 会長)

「第31回日本臨床内科医学会」は、2017年10月8日(日)~9日(月・祝日)に大阪城公園にあるホテルニューオータニ大阪にて開催します。

日本は世界に先駆け超高齢社会となり、地域包括ケアシステムの構築が推進される中、在宅での看取り、健康寿命延伸のための生活習慣病重症化予防、そして医療、介護の相談もできる「かかりつけ医」機能など臨床内科医に求められる役割も多岐にわたります。そのような背景下、本医学会では「新たなる臨床内科学の夜明け ─看取りからiPSまで─」というスローガンのもと、在宅での看取りの問題、高齢者医療から医療IT、iPS細胞の臨床応用まで幅広い話題を取り上げました。特に「iPS細胞の現状とその未来」では、iPS細胞の生みの親である京都大学iPS細胞研究所所長の山中伸弥先生と臨床試験をいち早く開始された理化研の髙橋政代先生をゲストにお招きし今後の夢も含め熱く語っていただきます。またNHK「総合診療医ドクターG」でもおなじみの鈴木富雄先生を始め日本を代表する3人の総合診療医をお招きし、若い研修医からベテラン臨床内科医まで目から鱗がおちること請け合いの診断力スキルアップ道場を企画いたしました。シンポジウムには、「心不全最新医療」、「2025年問題の先にある活力ある超高齢社会に向けての高齢者診療」、さらに先生方にもご協力をいただいたスマイルスタディの成果をふまえた「長寿社会を見据えたこれからの糖尿病診療」、「大阪発、臨床内科医が支える地域包括ケアシステム」、「臨床内科医の『在宅看取り』」、「癌治療最前線」、「近未来の医療とIT」等々充実した内容をそろえました。また日本医師会松原謙二副会長には今後の専門医の動向に関してご講演いただきます。さらに産業医生涯研修6単位(一部事前申込要)、健康スポーツ医研修3単位を取得できる研修会、同伴のご家族にも参加いただける「患者クレーム解決法」、「アンチエイジング」、「男の更年期」、「疲労回復」、医師で作家の久坂部羊氏の講演などを企画いたしました。

さて、大阪といえば今でこそ食道楽とお笑いの代名詞であり、道頓堀のネオンサイン、ユニバーサルスタジオジャパン、日本一の高層ビルのあべのハルカスなど、みどころ一杯の楽しめるエンターテイメントシティですが、医学との関係も深いものがあります。古くは聖徳太子が建立した四天王寺には施薬院と療病院という日本最古の医療施設があり、幕末には日本の近代医学の祖といわれる緒方洪庵先生が主宰した適塾があった地でもあります。今回の医学会では適塾への見学ツアーや夜の大阪を満喫していただけるようなナイトツアーも企画、学会終了時には新大阪、大阪空港までのシャトルバスも用意しますので是非ご利用ください。

4月4日より、医学会ホームページ「http://jpa31.umin.jp」にて事前参加登録、一般演題申込、宿泊予約、ナイトツアー、適塾見学ツアー、産業医研修会受講の受付を開始いたします。先生のみならずご家族もご同伴の上、医学会にご参加いただければ幸いです。なお、現在大阪は訪日客が全国一であり、ホテルの宿泊が取りにくい状況が続いております。是非お早めにホテルの確保をお勧めします。